VirtualBoxのインストールと使い方

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目次

VirtualBox とは

VirtualBox は OS 上に別の OS を動作させるハイパーバイザソフトウェアの一つです。例えば、Windows 10 上に VirtualBox を起動し、その上に CentOS, Ubuntu などの Linux系OS や、別のバージョンの Windows を VM(Virtual Machine) として起動させることができます。ハイパーバイザにはほかに、VMware, KVM, Hyper-V, Xen などがあります。VirtualBox は、Windows, Linux, Mac OS X などの上で動作します。VirtualBox 上に、Linux, Windows, Mac OS X Server, FreeBSD, OpenBSD などの OS を動かすことができます。ライセンスは GPLv2 です。元々は innotek 社が開発したものが Sun Microsystems 社に買収され、また、同社が Oracle 社に買収されたことから、現在では Oracle 社が開発を継続しています。

Windows 上に VirtualBox をインストールする

Windows に VirtualBox をインストールする手順を紹介します。

  1. 下記のサイトから Windows 版の VirtualBox をダウンロードしてください。例えば、現時点(2016年1月17日)時点の最新版は 5.0.12 で、ダウンロードファイルは VirtualBox-5.0.12-104815-Win.exe になります。
  2. ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールしてください。問い合わせにはすべて [Next] か [Yes] か [Install] でかまいません。

VM のインストールイメージをダウンロードする

  1. 下記などから、CentOS や Ubuntu などの ISO イメージファイルをダウンロードしてください。

VM をインストールする(共通)

  1. VirtualBox を起動してください。
  2. [新規(N)] で名前に適当なホスト名 (例:server1) を入力し、タイプに [Linux]、バージョンには CentOS の場合は [Red Hat]、Ubuntu の場合には [Ubuntu] を選択してください。
  3. [次へ(N)] → [次へ(N)] → [作成] → [次へ(N)] → [次へ(N)] → [作成] で仮想マシンを作成します。
  4. 作成した仮想マシン(例:server1)を選択し、[設定(S)] → [ストレージ] で [コントローラ IDE] の下にある CD-ROM(空) のイメージをクリックし、[光学ドライブ] の右横にある CD-ROM のアイコンから [仮想光学ディスクファイルを選択] から、上記でダウンロードした ISO イメージファイル (例: CentOS-7-x86_64-Minimal-1511.iso) を選択してください。
  5. また、[ネットワーク] から [アダプター1] に [NAT] を、[アダプター2] に [ホストオンリーアダプター] を割り当ててください。
  6. [OK] ボタンで設定ダイアログを閉じて、[起動(T)] ボタンで VM を起動してください。

CentOS 6.7 をインストールする

  1. 上記「VM をインストール(共通)」を参考に、VM を起動してください。
  2. タブキーで [Install or upgrade an existing system] を選択して [Enter]
  3. Disc Found: タブキーで [Skip] を選択して [Enter]
  4. 初期画面: [Next]
  5. 言語選択: [Japanese (日本語)] を選択して [Next]
  6. キーボード選択: [日本語] を選択して [次(N)]
  7. ストレージデバイスタイプ: [基本ストレージデバイス] を選択して [次(N)]
  8. ストレージデバイスの警告: [はい。含まれていません。どのようなデータであっても破棄してください。(Y)]
  9. ホスト名: 例えば server1 を入力して [次(N)]
  10. タイムゾーン: [アジア/東京] を選択して [次(N)]
  11. パスワード: root ユーザのパスワードを 2回入力して [次(N)]
  12. インストールタイプ: [既存の Linux システムを入れ替える] を選択して [次(N)]
  13. データ削除警告: [変更をディスクに書き込む(W)] をクリック
  14. インストールが完了したら、[再起動(T)] で再起動
  15. ユーザ名 root と上記で設定したパスワードでログインする。

CentOS 7.2 をインストールする

  1. 上記「VM をインストール(共通)」を参考に、VM を起動してください。
  2. 初期画面: カーソルキーで [Install CentOS 7] を選択して [Enter]
  3. 言語選択: [日本語(Japanese)] を選択して [続行(C)]
  4. インストールの概要: [インストール先(D)] をクリックし、[完了(D)]
  5. インストールの概要: [インストールの開始(B)]
  6. 設定: [ROOTパスワード] をクリックし、root ユーザのパスワードを 2回入力して [完了(D)]
  7. インストールが完了したら [再起動(R)] で再起動
  8. ユーザ名 root と上記で設定したパスワードでログインする。

Ubuntu 12.04 LTS をインストールする

  1. 上記「VM をインストール(共通)」を参考に、VM を起動してください。
  2. Language: カーソルキーで [日本語] を選択して [Enter]
  3. 初期画面: カーソルキーで [Ubuntu Serverをインストール] を選択して [Enter]
  4. Select Language: <はい> を選択して [Enter]
  5. 場所の選択: [日本] を選択して [Enter]
  6. キーボードの設定(1): [日本語] を選択して [Enter]
  7. キーボードの設定(2): もう一度 [日本語] を選択して [Enter]
  8. ネットワークの設定(1): [eth0 ...] を選択して [Enter]
  9. ネットワークの設定(2): ホスト名 (例:ubuntu12) を入力して [Enter]
  10. ユーザーとパスワードのセットアップ(1): ユーザ名 (例:Taro Yamada) を入力して [Enter]
  11. ユーザーとパスワードのセットアップ(2): ユーザ名 (例:taro) を入力して [Enter]
  12. ユーザーとパスワードのセットアップ(3): ユーザのパスワードを入力して [Enter]
  13. ユーザーとパスワードのセットアップ(4): もう一度ユーザのパスワードを入力して [Enter]
  14. ユーザーとパスワードのセットアップ(4): ホームディレクトリの暗号化で [はい] または [いいえ] を選択して [Enter]
  15. 時間の設定: Asia/Tokyo と表示されていることを確認し、<はい> を選択して [Enter]
  16. ディスクのパーティショニング(1): [ガイド - ディスク全体を使い LVM をセットアップする] を選択して [Enter]
  17. ディスクのパーティショニング(2): [SCSI3 ...] を選択して [Enter]
  18. ディスクのパーティショニング(3): LVM の設定を聞いてくるので <はい> を選択して [Enter]
  19. ディスクのパーティショニング(4): 表示された値のまま [Enter]
  20. ディスクのパーティショニング(5): ディスクへの変更書き込みを聞いてくるので <はい> を選択して [Enter]
  21. パッケージマネージャの設定: HTTP プロキシを必要に応じて入力して [Enter]
  22. tasksel を設定しています: 必要に応じて選択して [Enter]
  23. ソフトウェアの選択: 必要に応じてスペースキーでソフトを選択して [Enter]
  24. ブートローダのインストール: <はい> を選択して [Enter]
  25. インストールの完了: <続ける> を選択して [Enter]
  26. 上記で設定したユーザ名とパスワードでログインする。

Ubuntu 14.04 LTS をインストールする

  1. 上記「VM をインストール(共通)」を参考に、VM を起動してください。
  2. Language: カーソルキーで [日本語] を選択して [Enter]
  3. 初期画面: カーソルキーで [Ubuntu Serverをインストール] を選択して [Enter]
  4. Select a Language(1): [Japanese - 日本語] を選択して [Enter]
  5. Select a Language(2): <はい> を選択して [Enter]
  6. 場所の選択: [日本] を選択して [Enter]
  7. キーボードの設定(1): <いいえ> を選択して [Enter]
  8. キーボードの設定(2): [日本語] を選択して [Enter]
  9. キーボードの設定(3): もう一度 [日本語] を選択して [Enter]
  10. ネットワークの設定(1): [eth0 ...] を選択して [Enter]
  11. ネットワークの設定(2): ホスト名 (例:ubuntu14) を入力して [Enter]
  12. ユーザーとパスワードのセットアップ(1): ユーザ名 (例:Taro Yamada) を入力して [Enter]
  13. ユーザーとパスワードのセットアップ(2): ユーザ名 (例:taro) を入力して [Enter]
  14. ユーザーとパスワードのセットアップ(3): ユーザのパスワードを入力して [Enter]
  15. ユーザーとパスワードのセットアップ(4): もう一度ユーザのパスワードを入力して [Enter]
  16. ユーザーとパスワードのセットアップ(4): ホームディレクトリの暗号化で [はい] または [いいえ] を選択して [Enter]
  17. 時間の設定: Asia/Tokyo と表示されていることを確認し、<はい> を選択して [Enter]
  18. ディスクのパーティショニング(1): [ガイド - ディスク全体を使い LVM をセットアップする] を選択して [Enter]
  19. ディスクのパーティショニング(2): [SCSI3 ...] を選択して [Enter]
  20. ディスクのパーティショニング(3): LVM の設定を聞いてくるので <はい> を選択して [Enter]
  21. ディスクのパーティショニング(4): 表示された値のまま [Enter]
  22. ディスクのパーティショニング(5): ディスクへの変更書き込みを聞いてくるので <はい> を選択して [Enter]
  23. パッケージマネージャの設定: HTTP プロキシを必要に応じて入力して [Enter]
  24. tasksel を設定しています: 必要に応じて選択して [Enter]
  25. ソフトウェアの選択: 必要に応じてスペースキーでソフトを選択して [Enter]
  26. ブートローダのインストール: <はい> を選択して [Enter]
  27. インストールの完了: <続ける> を選択して [Enter]
  28. 上記で設定したユーザ名とパスワードでログインする。

Copyright (C) 2016 杜甫々
初版:2016年1月17日 最終更新:2016年1月17日
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