<!-- ... --> は HTMLソースの中にコメントを記述します。コメントはブラウザには表示されません。表示はしたくないけれど、ちょっと記述しておきたい注釈(覚え書き)をしておくのに使用します。
| HTMLソース |
|---|
<!-- この部分は後でもう少し調べなくっちゃ --> ○○は、○○の略で・・・ |
| ブラウザ表示例 |
|---|
○○は、○○の略で・・・ |
コメントは、複数行にまたがってもかまいません。
<!-- コメントは複数行に またがってもかまいません。-->
コメント内にHTMLタグを挟むことも可能です。
<!-- <strong>あいうえお</strong> -->
コメントを入れ子(2重、3重に記述すること)にはできません。下記はコメントの誤った使用例です。
<!-- <strong>あいうえお</strong> <!-- このコメントは入れ子だから駄目 --> <strong>かきくけこ</strong> -->
IE では下記のような条件分を記述することが可能です。
<!-- [if IE]> ... <![endif]-->
下記の例のような条件式を指定することができます。
| 条件式 | 意味 |
|---|---|
| [if IE] | IE であれば |
| [if !IE] | IE でなければ |
| [if IE 7] | IE7 であれば |
| [if lt IE 9] | IE9 未満であれば |
| [if lte IE 9] | IE9 以下であれば |
| [if gt IE 9] | IE9 より大きければ |
| [if gte IE 9] | IE9 以上であれば |
| [if (gte IE 5) & (lte IE 8)] | IE5 以上 IE8 未満であれば |
| [if (IE 6) | (IE 7)] | IE6 または IE7 であれば |
| [if true] | 常に真 |
| [if false] | 常に偽 |
HTML2.0 では、<! と > の間に複数の -- コメント -- を記述することができるという仕様でした。下記の○の個所にコメントを記述することができます。(△の個所には記述できません。)
<!--○--△--○--△--○-->
これは、HTML の元になった SGML という規格が以下のような文法で記述され、この定義部を取り除いたものが HTML のコメントとして採用されていることに由来します。
<!定義部 --コメント-- 定義部 --コメント-->
しかし、HTML4.0 では、<!-- と --> の間に 2個以上の連続したハイフンを用いることは避けねばならないと説明されています。よく、下記のようなコメントを見ますが、HTML4.0 に正確に従うのであれば、このような使用法は避けた方がよいでしょう。
<!---------- こんな使い方は駄目だよ ---------->
また、HTML4.0に正確に従うのであれば、JavaScriptの中で -- 演算子を使用する際も注意が必要です。
<script type="text/javascript"> <!-- // この部分はHTMLのコメントなので、 xx--; // -- 演算子を記述することは許されない。 xx -= 1; // これなら大丈夫。 // --> </script>