トム・クルーズ

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とほほママおススメのトム・クルーズ出演作品:レインマン
M:i2 ミッション・インポシブル2(2000) おススメ
Drネロルヴィッチ(レイド・セルベッジア)が謎のメッセージを残して飛行機事故で亡くなった。彼が運ぼうとしていたのは「キメラ」と「ベレロフォーン」。しかも飛行機事故は「キメラ」と「ベレロフォーン」を盗むためにアンブローズ(ダグレイ・スコット)によって仕組まれたものだった。休暇中のイーサン・ハント(トム・クルーズ)は急きょ召集される。任務はネロルヴィッチが運ぼうとしていたものの正体を掴み取り戻すこと。ハントは美しい泥棒ナイア(サンディ・ニュートン)と組み、アンブローズの野望を打ち砕く・・・。
前作とは全く違ったミッションインポシブル2。イメージを一新させる内容と出来でした。監督はジョン・ウー。ワクワクさせる展開と、ロマンスのエッセンスがなかなかGOOD。常にイーサンの影の存在だったアンブローズがナイアまでイーサンにとられてウルウルしちゃう。おや!ダグレイ・スコットって『エバー・アフター』の王子様!前作から登場のルーサー(ヴィング・レイムス)がいい味出してます。トム・クルーズのスタントは必見。原題:TOM CRUISE M:I2。
マグノリア(1999)
末期ガンで死の床につく老人アール・パートリッジ(ジェイソン・ロバーズ)は薬で朦朧とする意識の中、介護者フィル(フィリップ・シーモア・ホフマン)に、生き別れた息子ジャック(トム・クルーズ)を探してくれと語った。アールは30年続く人気クイズ番組の元プロデューサー。彼には年の離れた妻リンダ(ジュリアン・ムーア)がいる。彼の息子は今やセックス教祖、マッキーと名のるカリスマ恋愛指南者だった・・・。
この人気クイズ番組の司会者(フィリップ・ベイカー・ホール)と妻と娘(メローラ・ウォルターズ)が今抱えている問題。この番組で活躍したかつての天才少年(ウィリアム・H・メイシー)の現在。ただいま活躍中の現役天才少年とそのステージパパの日常。毎日事件に追われている真面目な警官(ジョン・C・ライリー)の一日。そして、殺人事件の目撃者であるラッパー少年。
一見なんの関わりもないような12人の登場人物が、物語が進むにつれて複雑に絡まりあっていく。ある者は過去を悔い、逃れようともがき、告白し・・・。ジャックの母親の名前がリリーっていうのはマグノリア(=モクレン、西洋ではユリに似た花といわれてるらしい)に由来してるのかな?ありそうでなさそうなことが起こっちゃう、でも、それもありかもね、人知を超えた力が働いてるんだ・・・というお話。最後には天気予報でも言わなかったとんでもないものが降ってくる!どしゃ降りに。誰もが背負っている心の傷を乗り越えて、家族の絆や愛のあり方を描いた、許しと癒しの物語。12人の演技が光ってます。ちょっと思わせぶりなフリもあって、3時間退屈しないで見れました。原題:magnolia。
7月4日に生まれて(’89)
アメリカ独立記念日と同じ日に生まれたロニー(トム・クルーズ)。敬虔な家庭で、自由の国アメリカを愛する青年に育った彼は、疑うことなく祖国のために海兵隊に志願し、ベトナムに派遣された。しかし、理想に燃えていたロニーが戦場で見たものは、想像もしなかった悲劇的な世界だった。瀕死の状況から生還した彼は不屈の精神でリハビリに励むが、現実は厳しかった。戦況は長引き、泥沼化したベトナム戦争は、やがて、人々から非難されるようになる。心も体も傷つき、戦場での罪の意識にさいなまれるロニーは、やがてひとつの決意をした・・・。
アメリカが歩んできた歴史のひとつが、ロニーを通して見られます。7月4日独立記念日・・・アメリカが信じて疑わなかった自由のための闘い、その後経たいくつかの戦争。それが根底から覆った悲劇。ベトナム戦争が持つ意味が、7月4日という象徴的な日に生まれたロニーを主人公にすることでより浮かび上がってきます。・・・うーん、ストーリーは申し分無いし、トム・クルーズは男前。またしても、ヒーローがくじけてめげて再び立ち上がる「トップガン」パターンのトム・クルーズです。でもでも、あのニコラス・ケイジのようなズラ頭と付け髭にとほほママの目はくぎ付け。ああ、気になるぅ。ロニーの父親役はレイモンド・J・バリーかなぁ?オリバー・ストーン監督作品。原題:BORN ON THE FOURTH OF JULY。
アイズ・ワイド・シャット
『2001年宇宙の旅』のスタンリー・キューブリック監督最後の作品。トム・クルーズとニコール・キッドマン夫妻の共演で話題に。絆を信じて疑いもしなかった夫が、妻の告白から苦悩の淵にはまっていく姿をトム・クルーズがうまく演じています。夫婦で演じたからこそ意味がある映画といえるかも。
たとえ夢であろうと現実であろうと、見、泣き笑い、苦悩したことは、すべてが事実であり生きているということの証。夢もまた「生」の一部である。150分の映像は、最後の5分のシーンのためのものだったのね・・・。とほほママが思うタイトルの意味はそんなところでしょうか。
ミッション・インポシブル
テーマ曲を聞いただけでワクワクしてしまうのは「スパイ大作戦」を見た子供の頃の印象が強いからでしょうか。だって懐かしいんだもん!この曲って独特のリズムですよね(5分の1拍子?)。本当なら絶対無理だけど出来てしまうのがミッション・インポシブルの「お約束」なので、細かい事は抜きにして楽しむといいかも。主役のトム・クルーズがつられたままパタパタしてるシーンは笑えました。ストーリーは、スパイリストのコードネームと実名のデータにまつわるもの。そう言えばスパイリストを公開したとかしないとかいう元スパイさんの「ぬれぎぬだー」というニュースがマスコミをにぎわした事があったっけ。それが原案になっているのかもしれませんね。昔なら音声テープだった指令方法が今時にアレンジされているのも感慨深いです。『レオン』のジャン・レノも出演してます。
ア・フュー・グッド・マン
海軍の基地で起きたリンチ事件。ことの真相を解明するべく奮闘するデミ・ムーアは、お気楽な担当弁護士トム・クルーズの正義の心に火をつけた。ジャック・ニコルソン扮する上官にいっぱい食わせる最後のどんでん返しは気分爽快です。本当の正義のために闘うア・フュー・グッド・マン達のお話。主人公が亡き父を超えるべく目覚めていくという点では『トップガン』に似たトム・クルーズ色の映画といえるかも。
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(’94) とほほママおススメ
アン・ライスのベストセラー小説の映画化。トム・クルーズ、ブラッド・ピット2大スターの吸血鬼ものといったら見ないわけにはいかないでしょう。トム・クルーズ扮する吸血鬼レスタトは、妻子を失って生きる望みをなくしたルイ(ブラッド・ピット)を仲間にしてしまいます。そこからルイの苦悩が始まりました。対照的な二人のヴァンパイアと、間に入った少女の苦悩もみどころ。新世界から来た美しきヴァンパイア達をとくとご覧あれ。とにかく必見の一作。
トップガン(’86) とほほママおススメ
アメリカ海軍の中でもトップエリートパイロットの集団が「トップガン」。そのトップガンの中でも天才的な腕前のマーベリックが、事故と友人を失った挫折から立ち直るまでをトム・クルーズが好演。主題歌と母艦での陽炎の立つ出撃シーンが印象的でした。この曲大ヒットしたんです。懐かしいなぁ。マーベリックが恋する年上の女教官には『刑事ジョン・ブック/目撃者』のケリー・マクギリス。
レジェンド~光と闇の伝説~(’85)
王女リリィ(ミア・セーラ)を愛したジャック(トム・クルーズ)。しかし、闇の世界をよみがえらせようとする魔王が手下を放ってユニコーンを襲い、リリィもさらってしまう。美しかった世界は闇に覆われ、深い雪に閉ざされてしまった。世界を救えるのは騎士だけ。妖精達に助けられながら、ジャックは騎士として魔王と闘うことになった・・・。
リドリー・スコット監督が描くSFファンタジー。呼吸困難にならないかしら・・・と他人事ながら心配してしまう羽毛や花びらが舞う幻想的な世界。パラダイスってこんな世界なのね、きっと。野生児のようないでたちのトム・クルーズ、声まで若々しくって、しかも笑顔さわやかー。雪のシーンは風邪ひかないかしら?って余計な心配してたとほほママでした。随所に見られるリドリー・スコットっぽさを堪能して下さいっ。原題:LEGEND。