とほほのOpenAI入門
目次
- OpenAI とは
 - モデル
 - ツール
 - ChatGPT サイト
 - OpenAI Platform 利用サイト
 - OpenAI Platform 管理サイト
 - OpenAI サイト
 - OpenAI Cookbook サイト
 - OpenAI Developer Community サイト
 - APIを使用する
 - よくあるエラー
 
OpenAI とは
概要
- 米国の AI 企業およびそのサービスの総称です。
 - 2015年にサム・アルトマン、イーロン・マスクらによって設立されました。
 - 非営利法人 OpenAI, Inc. と営利法人 OpenAI Global, LLC などから構成されます。
 - 2022年11月30日に ChatGPT を発表して第三次AIブームの起爆剤となりました。
 
課金体系
- OpenAI の課金体系は、ChatGPT のチャット利用系と API 利用系で分かれます。
 - ChatGPT 課金(月額固定課金)
  
- https://openai.com/ja-JP/business/chatgpt-pricing/
 - チャット利用する際に利用できるモデルや利用制限が異なります。現時点のプランは下記の通りです。(2025年11月2日時点)
 - Free:0円。個人向け。
 - Plus:$20/月。個人向け。
 - Pro:$200/月。個人向け。
 - Business:$25/月・ユーザー。法人向け。
 - Enterprise:要相談。法人向け。
 
 - API 課金(従量課金)
  
- https://openai.com/ja-JP/api/pricing/
 - 各モデル毎に、100万トークン(入力・キャッシュ・出力)あたりの利用料が設定されています。
 - 例えば、GPT-5 では 100万トークンあたり、入力で $1.250、キャッシュされた入力で $0.125、出力で $10.000 の価格が設定されています(2025年11月2日時点)。
 
 
モデル
GPT:言語モデル
- 主にテキスト(言語)を処理するモデルです。
 - GPT は Generative Pre-trained Transformer (事前に訓練された生成変換器) の略です。
 - 主に下記のバージョンがあります。
  
- GPT-1:2018年6月。
 - GPT-2:2019年2月。
 - GPT-3:2020年6月。
 - GPT-3.5:2022年11月30日。ChatGPT の主要モデルとして紹介されました。
 - GPT-4:2023年3月14日。マルチモーダル(テキスト+画像)対応。
 - GPT-4 Turbo:2024年4月9日リリース。
 - GPT-4o:2024年5月13日。o は omni の略。マルチモーダル(テキスト+画像+音声)の強化。
 - GPT-5:2025年8月7日。
 
 
oシリーズ:推論特化型モデル
- GPT シリーズとは別に oシリーズと呼ばれる推論特化型のモデルがあります。
 - 主に下記のバージョンがあります。商標の関係で o2 はありません。
  
- o1:2023年10月頃リリース。推論特化モデル。
 - o1-mini:2024年8月頃? o1 の軽量版。
 - o1 Pro:2024年12月頃? o1 の強化版
 - o3-mini/o3-mini-high:2025年1月31日リリース。コーディング向け。
 - o3:2025年4月16日リリース。科学・数学・コーディング向け。
 - o4-mini/o4-mini-high:2025年4月16日リリース。低コスト化。
 
 - mini は廉価版やプレリリース版の意味を持ちます。mini には low, medium, high の推論レベルがあり、チャットでは low, medium しか利用できませんが、API 経由であれば high レベルを利用することができ、これを mini-high と呼んでいます。
 
DALL-E 3:画像生成モデル
- テキスト指示に従い画像生成するモデルです。
 - 下記のバージョンがあります。
  
- DALL-E:2021年1月リリース。
 - DALL-E 2:2022年4月リリース。
 - DALL-E 3:2023年10月リリース。
 
 - Plus 以上のプランで ChatGPT サイトからでも利用できます。
 - プロンプトに「カフェでカフェオーレを飲む日本人女性の画像をアニメ風で生成してください。」など依頼すると作成してくれます。
 - 「服の色をもう少し明るくしてください。」など、生成した画像に修正依頼することもできます。
 - Plus プランの場合、1日に数十回から百回程度使用できます。
 - 利用回数が多い場合や混雑時は「画像生成が一時的に利用できません。」などの制限がかかり、数時間や翌日に再度利用可能となります。
 - 画像サイズは 1024x1024、1024x1792、1792x1024 の3種類のみですが、依頼するとこのサイズで生成した画像をリサイズしてくれます。
 
Sora:動画生成モデル
- テキストや静止画像から動画を生成するモデルです。
 - 下記のバージョンがあります。
  
- Sora:2024年2月15日リリース。
 - Sora 2:2025年9月30日発表。現在は限定公開中。
 
 - https://openai.com/ja-JP/sora/ からログインして利用可能です。
 - 下部にプロンプト入力欄があるので、生成して欲しい動画の説明を入力します。
 - 種別(Type)を [Image] から [Video] に変更します。
 - アスペクト比(Aspect ratio)を [3:2] [1:1] [2:3] から選択します。
 - 解像度(Resolution)を [480p] [720p] [1080p] から選択します。プランによって選択できないものがあります。
 - 秒数(Duration)を [5s] [10s] [15s] [20s] から選択します。プランによって選択できないものがあります。
 - 作成する動画数(Variations)を [1 videos] [2 videos] [4 videos] から選択します。プランによって選択できないものがあります。
 - プリセット(Preset)で、あらかじめ用意された映像スタイルを [アニメ風(Cartoonify)] などから選択します。
 - [↑] ボタンを押すと生成を開始します。
 - 作成した動画は、左メニューの [My media] から確認することができます。
 - Sora (old Sora) と進化版の Sora 2 がありますが、Sora 2 はまだ限定公開(招待コードが必要)のようです。
→ 2025年10月30日に発表があり、日本でも期間限定で招待コード無しで利用できていたそうです。今(2025年11月3日)はすで招待コード必要に戻っていました。 
Whisper:音声認識モデル
- 音声認識して文字起こしを行うモデルです。
 - 下記のバージョンがあります。
  
- Whisper V1:2022年9月21日リリース。
 - Whisper V2:2022年12月8日リリース。
 - Whisper V3:2023年11月6日リリース。
 
 - オープンソースとして公開されており、ローカル環境にインストールして使用するか、Google Colab 環境を利用して使用することができます。詳細割愛...。
 
ツール
Codex:コーディングアシスタント
- コーディングアシスタントツールとして2025年8月27日に Codex がリリースされました。
 - VSCode, Cursor, Windsurf にアドオンして利用する IDE 拡張機能モードと、コマンドラインから利用する CLI モードの両方をサポートします。
 - 詳細は別途...。
 
ChatGPT サイト
ChatGPT Chat
- https://chatgpt.com/
 - 一般利用者向けのチャットサービスです。
 - https://chatgpt.com/ja-JP/pricing/ にプランの説明があります。月額固定課金です。
 - API を利用するには別途 API 従量課金を行う必要があります。
 
サインアップ
- https://chatgpt.com/ にアクセスします。
 - [無料でサインアップ] をクリックします。
 - [Google]、[Apple]、[Microsoft]、[電話番号] またはメールアドレスを使用してサインアップします。
 - ChatGPT サイトにサインアップすれば、OpenAI Platform サイトにもログインできるようになります。
 
ログイン
- https://chatgpt.com/ にアクセスします。
 - [ログイン] をクリックします。
 - [Google]、[Apple]、[Microsoft]、[電話番号] またはメールアドレスを使用してログインします。
 
ChatGPT プランをアップグレードする
- https://chatgpt.com/ にログインします。
 - 左下の [アップグレードする] をクリックします。
 - [Personal] か [Business] かを選択します。
 - プランを選択して [(プラン名)を始める] をクリックします。
 - クレジットカード情報、氏名、住所を入力して [サブスクリプションを登録する] ボタンを押します。
 
自分のChatGPTプランを確認する
- https://chatgpt.com/ にログインします。
 - 左下の自分の名前の下に [Plus] などのプラン名が表示されます。
 
ChatGPT GPTs
- https://chatgpt.com/gpts
 - GPTs はカスタマイズしたチャットボットを作成・利用・公開できるサービスです。
 - AI の口調や性格を設定したり、製品マニュアルをアップロードして、製品に関する質問に回答するチャットボットなどを作成することができます。
 
人が作成したGPTsを利用する
- https://chatgpt.com/gpts にログインします。
 - [厳選] [ライティング] などのカテゴリが表示されるので、好みの GPTs を選択して [チャットを開始する] ボタンを押します。
 
GPTsを新たに作成する
- 有料ユーザーのみが GPTs を作成することができます。
 - https://chatgpt.com/gpts にログインします。
 - 右上の [+作成する] ボタンを押します。
 - [作成する] は AI とチャットしながら GPTs を作成していきますが、あまりお勧めできないそうです。
 - [構成] は名前、説明、指示(システムプロンプト) などを指定して作成します。
 - あるサービスや製品についての問い合わせ回答チャットボットを作成する場合は、サービスや製品のマニュアルをアップロードすることもできます。
 - [構成] の内容を入力し、右上の [作成する] ボタンを押してください。
 - 公開範囲を [自分だけ] [リンクを受け取った人] [GPTストア] から選択して [保存する] ボタンを押してください。
 
OpenAI Platform 利用サイト
- https://platform.openai.com/ にアクセスするとドキュメントサイトに遷移してしまうので、下記からアクセスしてください。
 
Chat:チャットボットを作成する
- https://platform.openai.com/chat
 - システムプロンプト(System message) と ユーザープロンプト(Prompt messages) を指定してチャットボットを作成することができます。
 - 変数(Variables)や MCP サーバーなどのツール(Tools)を追加することもできます。
 - 作成したチャットボットを実行するための実行コード(curl, python, node.js, json)を得ることができます。
 
Agent Builder:AIエージェントを作成する
- https://platform.openai.com/agent-builder
 - 2025年10月7日にリリースされた新機能です。
 - Dify や n8n などのようにワークフローを作成して AI エージェントを作成することができます。
 - 現時点では [Start] [End] [Agent] [Note] [File search] [Guardrails] [MCP] [If/else] [While] [User approval] [Transform] [Set state] の部品を使用することができます。
 - Dify よりも多少初心者向けで機能も少な目ですが、[Guardrails] で個人情報漏洩や有害情報生成を抑止する機能を簡単に組み込めるのはメリットです。
 - Agent Builder で作成したワークフローは、Next.js ベースの ChatKit Starter Template を用いて簡単に実行することができます。
$ git clone https://github.com/openai/openai-chatkit-starter-app $ cd openai-chatkit-starter-app $ npm install $ cp .env.example .env.local (.env.localファイルを編集してAPIキーとワークフローIDを設定する) $ PORT=80 npm run dev
 - デフォルトでは ChatKit の呼び出しは localhost からのアクセスのみ許可されています。呼び出し可能なドメインを追加するには OpenAI Platform 管理サイトの [Security]-[Domain allowlist] で許可ドメインを追加してください。
 
Audio(Realtime):音声会話チャットボットを作成する
- https://platform.openai.com/audio/realtime
 - リアルタイムな音声会話チャットボットを作成します。
 
Audio(Text to speech):テキストを音声にする
- https://platform.openai.com/audio/tts
 - 入力したテキストを読み上げます。
 
Images:イメージを生成する
- https://platform.openai.com/playground/images
 - 組織の確認(Verify)が完了していない場合は [Verify] ボタンが表示されますので、組織確認(Verify) してください。
 - プロンプトに「○○の画像を作成してください。」と依頼すると画像を生成してくれます。
 
Assistants:アシスタントを生成する
- https://platform.openai.com/assistants
 - 通常のチャットボットよりも高機能なアシスタント機能を生成します。
 - 外部APIの呼び出し、Pythonコードの組み込み、アップロードしたファイルに対するコード処理などが可能です。
 
Usage:APIの使用状況を確認する
- https://platform.openai.com/usage
 - 消費したトータル金額の他、チャット、画像生成などのカテゴリ毎に使用量を確認することができます。
 
API keys:APIキーを管理する
- https://platform.openai.com/api-keys
 - APIキーの作成・削除ができます。
 - APIキーの作成は下記の手順に従ってください。
  
- [Create new secret key] をクリックする。
 - [Name] を入力して [Create secret key] をクリックする。
 - APIキーが表示されるのでコピーする。
 
 - 一度作成したAPIキーは発行時にコピーしないと事後では再確認できないので注意してください。
 - APIキー毎に読み取り専用にしたり、使用できるサービスを選択することもできます。
 
Logs:API使用ログを確認する
- https://platform.openai.com/logs
 - APIを経由して発行した入出力のログを確認することができます
 
Storage:ストレージを管理する
- https://platform.openai.com/storage/files
 - https://platform.openai.com/storage/vector_stores
 - アシスタント、ファインチューニング、バッチAPI で使用するファイルをアップロードすることができます。
 - [Files] と [Vector stores] がありますが、[Files] は一般的なファイル用、[Vector stores] はファイルの内容をベクトル化して、アシスタントの [File Search] ツールなどから検索しやすい形式で保存します。
 
Batches:バッチ処理を作成する
- https://platform.openai.com/batches
 - リアルタイム性を求めない大規模なバッチ処理を作成します。
 - バッチ処理は最大24時間以内で完了し、通常の API 呼び出しよりも 50% のコストで呼び出すことができ、レート制限も緩和されます。
 - バッチは JSONL (1行毎に JSON オブジェクトを記述する形式) で作成し、アップロードします。
 
Evaluation:AIモデルの性能を評価する
- https://platform.openai.com/evaluation
 - AI モデルの性能を評価します。
 - 数多くのデータセット(モデルに与えるプロンプトと期待する結果)を JSON 形式でアップロードし、試験し、期待をどのくらい満たしているかを測定することができます。
 
Fine-tuning:ファインチューニングを行う
- https://platform.openai.com/finetune
 - モデルに対して、ファインチューニングを行います。
 - Few-Shot と呼ばれるユーザープロンプトとそれに対応する AI からの応答のサンプルのセットを何件かアップロードし、モデルに読み込ませることで、「こうした問い合わせにはこうした回答をするんだ」ってことを覚えこませます。
 
OpenAI Platform 管理サイト
- https://platform.openai.com/ にアクセスするとドキュメントサイトに遷移してしまうので、下記からアクセスしてください。
 
Settings:設定
Your profile:ユーザープロファイルを設定する
- https://platform.openai.com/settings/profile/user
 - https://platform.openai.com/settings/profile/security
 - [User] タブでは、ユーザーのユーザー名、Eメールアドレス、電話番号を設定します。
 - [Security] タブでは、MFA(多要素認証)を設定したり、すべてのデバイスからのログアウトを行います。
 
Organization:組織
General:組織の一般情報を設定する
- https://platform.openai.com/settings/organization/general
 - 組織に関する情報(組織名、組織ID、組織確認)やセキュリティに関する項目を管理します。
 - Image 生成などを行う際は、組織を確認(Verify)しておく必要があります。運転免許証またはマイナンバーカード、および顔写真の撮影もあるのでスマホで操作する方がよさそうです。
  
- スマホで [Verify Organization] をクリックします。
 - 支払方法が未設定の場合 [Add Payment Method] ボタンが表示されます。支払い方法を設定してもしばらくの間は未設定と判断されることもあるようです。
 - [Start ID Check] をクリックします。
 - [私は...] をチェックして [今すぐはじめる] をクリックします。
 - 運転免許証やマイナンバーカードを撮影してアップロードします。
 - 顔写真(正面・左向き・右向き)を撮影してアップロードします。
 - 以上で確認完了です。
 
 
API keys:APIキーを管理する
- https://platform.openai.com/settings/organization/api-keys
 - APIキーを管理します。
 - 利用サイトの APIキー と同じ機能です。
 
Admin keys:管理者用APIキーを管理する
- https://platform.openai.com/settings/organization/admin-keys
 - 組織に対して発行されるAPIキー(Admin key)を管理します。
 
People:組織のメンバーを管理する
- https://platform.openai.com/settings/organization/people/members
 - [People] タブは、組織に所属するメンバーを管理します。
 - [Invitation] 組織への招待状況を管理します。
 
Projects:プロジェクトを管理する
- https://platform.openai.com/settings/organization/projects
 - 組織に所属するプロジェクトの一覧を管理します。
 
Billing:課金を管理する
- https://platform.openai.com/settings/organization/billing/overview
 - 課金を管理します。
 - API 使用に対する支払方法、自動追加課金などについて設定します。
 - 課金開始は下記の手順で行います。
  
- [Add payment details] をクリックします。
 - クレジットカード情報、住所を入力して [Continue] します。
 - [Initial credit purchase] に最初に入金する金額を入力します。
 - [Yes, automatically...] は、自動的に追加チャージする場合にチェックします。
 - [When credit ...] で指定した金額を下回る場合に追加チャージを行います。
 - [Bring credit ...] で指定した金額になるように追加チャージされます。
 - [Limit the ...] は月額のチャージ料金の上限を設定します。
 - [Continue] ボタンを押します。
 - 税金(tax)が 1割ほどかかることを確認して [Confirm payment] を押します。
 
 
Limits:課金上限値を管理する
- https://platform.openai.com/settings/organization/limits
 - 課金の上限値を管理します。
 - 月額使用料の何パーセントを超えるとアラートメールを送信するかなどを設定することができます。
 - 現在の自組織のランク(Tier)を確認することもできます。ランク(Tier)が上ると利用可能なモデルが増えたりレート制限を緩和することができます。
 
Usage:利用状況を確認する
- https://platform.openai.com/settings/organization/usage
 - 消費したトータル金額の他、チャット、画像生成などのカテゴリ毎に使用量を確認することができます。
 - 利用サイトの Usage と同じ機能です。
 
Service health:サービスの健康状態を確認する
- https://platform.openai.com/settings/organization/service-health
 - サービスの健康状態を確認します。
 - APIがどの時間にどのくらい使用されているかや、API の成功・失敗状況のグラフを見ることができます。
 
Data controls:データを管理する
- https://platform.openai.com/settings/organization/data-controls/visibility
 - 組織内において、各種データを誰に見せるか、MCP などのホストツールの利用制限、データ共有、データ保持について設定します。
 
Security:セキュリティの設定を行う
- https://platform.openai.com/settings/organization/security/domain-allowlist
 - [Domain allowlist] では Agent Builder で作成した ChatKit アプリを呼び出すことができるドメインを登録します。
 - [IP allowlist] では API アクセスを許可するIPアドレスを登録します。
 
Project:プロジェクト
- プロジェクトに関する設定を行います。
 - 画面左上で対象とするプロジェクトを選択できるはずですが、現在(2025年11月2日)選択欄が表示されないようです。
 - [Organization]-[Project] で対象プロジェクトの [設定⚙] アイコンをクリックすることで対象プロジェクトを変更できるようです。
 
General:プロジェクトの基本設定を行う
- https://platform.openai.com/settings/proj_****
 - 対象プロジェクトのプロジェクト名、および API をデフォルト処理(Default)するか、優先的に処理(Priority)するかを指定します。
 
API keys:プロジェクトのAPIキーを管理する
- https://platform.openai.com/settings/proj_****/api-keys
 - プロジェクト毎の APIキーを管理します。
 
Webhooks:Webhook 通知を受け取る
- https://platform.openai.com/settings/proj_****/webhooks
 - バッチの完了、バックグラウンドレスポンスの生成、ファインチューニングジョブの終了などのイベント発生時に Webhook 通知を受け取ることができます。
 
Evaluations:モデル評価するサードパーティ製モデルを登録する
- https://platform.openai.com/settings/proj_****/evaluations
 - Evaluations で性能評価するサードパーティ製のモデルのエンドポイントを登録します。
 - [Organization]-[General] で [Custom model providers] を On にしておく必要があります。
 
People:プロジェクトメンバを管理する
- https://platform.openai.com/settings/proj_****/people/members
 - プロジェクトに所属するメンバを管理します。
 
Limits:プロジェクトの利用制限を設定する
- https://platform.openai.com/settings/proj_****/limits
 - プロジェクト毎の利用制限を設定します。
 
Cookbook:クックブックに遷移する
- OpenAI Cookbook サイト に遷移します。
 
Forum:OpenAI フォーラムに遷移する
- OpenAI Developer Community のフォーラムに遷移します。
 
OpenAI サイト
- https://openai.com/
 - 研究内容、安全性、ビジネス向け情報、開発者向け情報、ChatGPT、Sora、活用事例、企業情報、ニュースなど、会社の宣伝を主目的とする情報が公開されています。
 
OpenAI Cookbook サイト
- https://cookbook.openai.com/
 - OpenAI を用いた様々なサンプルコードやドキュメントを参照することができます。
 
OpenAI Developer Community サイト
- https://community.openai.com/
 - OpenAI に関するディスカッションや質疑応答ができるコミュニティサイトです。
 
APIを使用する
例えばモデルの一覧を取得するAPI (/v1/models) を呼び出す場合、下記の様に実行します。
curl
$ export OPENAI_API_KEY=sk-proj-********** $ curl https://api.openai.com/v1/models \ -H "Authorization: Bearer $OPENAI_API_KEY"
Python
openai モジュールをインストールしてください。
# pip install openai
環境変数 OPENAI_API_KEY を設定してください。
export OPENAI_API_KEY=sk-proj-**********
下記の Python プログラムを実行してください。
from openai import OpenAI
client = OpenAI()
models = client.models.list()
for model in models.data:
    print(model.id)
Node.js
下記のモジュールをインストールしてください。Node.js は v18 以上を使用してください。
# npm install openai dotenv
package.json に "type": "module" を追加してください。
{
  "type": "module",
  "dependencies": {
    "dotenv": "^17.2.3",
    "openai": "^6.7.0"
  }
}
.env ファイルに OPENAI_API_KEY を設定してください。
OPENAI_API_KEY=sk-proj-**********
下記のプログラムを実行してください。
import OpenAI from "openai";
import dotenv from "dotenv";
dotenv.config({ override: true, quiet: true });
const openai = new OpenAI({ apiKey: process.env.OPENAI_API_KEY });
try {
  const response = await openai.models.list();
  response.data.forEach(model => {
    console.log(`ID: ${model.id}`);
  });
} catch (error) {
  console.error("ERROR:", error);
}
よくあるエラー
クォーター超過エラー
API を無料枠で使用していて最初に出くわすのがこのエラーです。ChatGPT の Plus や Pro を契約していても、API の利用には別体系の課金が必要です。無料枠の制限などを超過しているため、Billing から課金設定を行ってください。
Error code: 429 -
{
  'error': {
    'message': 'You exceeded your current quota, please check your plan and billing details.
                For more information on this error, read the docs: 
                https://platform.openai.com/docs/guides/error-codes/api-errors.',
    'type': 'insufficient_quota',
    'param': None,
    'code': 'insufficient_quota'
  }
}
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