CSS - revert

説明

プロパティの値として revert を指定することで、プロパティ値をブラウザの初期値に戻すことができます。all を含めたすべてのプロパティで

形式	属性名: revert
サポート	https://caniuse.com/?search=revert

類似の値に initial, inherit, unset がありますが、違いについて説明します。下記の状態であると仮定します。

仕様で決められた通常要素の font-size：medium (16px)
ブラウザが h1 要素に対して適用している font-size：200% (32px)
親要素に設定している font-size： 14px

この時、それぞれ下記の様に設定されます。

initial	仕様で決められた通常要素の値。16px
revert	ブラウザが h1 要素に対して適用している値。32px
inherit	親要素に設定している値。14px
unset	font-size のように継承するプロパティの場合は inherit と同じ。 border-color のように継承しないプロパティの場合は initial と同じ。

使用例

CSS

.parent {
  font-size: 14px;
}
.initial {
  font-size: initial;
}
.revert {
  font-size: revert;
}
.inherit {
  font-size: inherit;
}
.unset {
  font-size: unset;
}

HTML

<div class="parent">
  <h1 class="initial">Initial (16px)</h1>
  <h1 class="revert">Revert (32px)</h1>
  <h1 class="inherit">Inherit (14px)</h1>
  <h1 class="unset">Unset (14px)</h1>
</div>

CSS - revert

説明

使用例

Initial (16px)

Revert (32px)

Inherit (14px)

Unset (14px)

関連項目

リンク