Webの歴史
1945年
- 7月
- 原子爆弾開発マンハッタン計画に参画していたバーニバー・ブッシュ(Vannevar Bush)氏、雑誌 The Atalantic Monthly の7月号に掲載された論文「As We May Think」でハイパーテキストの元となった概念 Memex を論文発表。マイクロフィルムを用いた個人用情報検索システム。(↗)
1957年
- ??月??日
- スタンフォート研究所のダグラス・カール・エンゲルバート (Douglas Carl Engelbart) 氏、研究所内にオーグメンテイション研究センターを開設し、NLS(oN Line System) の開発に着手。コンピュータが計算機から情報端末機に進化。マウスやウィンドウなどもこのプロジェクトで発明される。(↗)
1960年
- ??月??日
- テッド・ネルソン (Theodor Holm Nelson) 氏、ハイパーテキストシステム ザナドゥ(Xanadu) の概念を発表。Xanadu を実現するシステムの開発に着手。54年もの開発期間を経て 2014年に OpenXanadu をリリース。(↗)
1965年
- ??月??日
- テッド・ネルソン (Theodor Holm Nelson) 氏、ハイパーテキスト と ハイパーメディア の概念を発表。(↗)
1967年
- 9月
- カナダ政府印刷局の会合中、GCA(グラフィックコミュニケーション協会)の会長ウィリアム・タニクリフ (William Tunnicliffe) 氏、文書の 構造情報と体裁情報の分離 を提唱。(↗)
1968年
- 12月9日
- ダグラス・カール・エンゲルバート (Douglas Carl Engelbart) 氏、米国情報処理学会連合会の会合で NLS (on-Line System) のデモを実施。ウィンドウ、ハイパーテキスト、グラフィック、コマンド入力、ビデオ会議、マウス、ワープロ、動的リンク、バージョン管理システム、リアルタイム共同編集エディタなど、現代のコンピューターに必要不可欠な要素が示され「すべてのデモの母」と呼ばれる。(↗)
1969年
- ?月??日
- Tunnicliffe氏の思想を継承し、IBM の Charles Goldfarb、Edward Mosher、Raymond Lorie の3氏が、GML(Generalized Markup Language)を開発。GML は3氏の頭文字でもある。
:h1
,:ol
,:li
,:p
など HTML の元となったマークアップを開発。(↗) - ?月??日
- AT&T ベル研究所の ケン・トンプソン (Kenneth Lane Thompson)氏、デニス・リッチー(Dennis MacAlistair Ritchie)氏、UNIX の開発に着手。(↗)
- 10月29日
- 米国国防総省の高等研究計画局、インターネット の基礎となるネットワーク ARPANET を開始。(↗)
1971年
- 10月??日
- Bolt Beranek & Newman社のレイ・トムリンスン(Ray Tomlinson)氏、電子メール を発明。(↗)
- 4月16日
- IETF、ファイル転送プロトコル FTP 発表。(↗)
- 8月30日
- IETF、遠隔端末プロトコル TELNET を発表。(↗)
1974年
- 5月??日
- IEEE、インターネットプロトコル TCP/IP の基礎を発表。(↗)
1979年
- ??月??日
- Tom Truscott 氏と Jim Ellis 氏、ネットニュースシステム USENET を発案。(↗)
1980年
- 6月23日
- ティム・バーナーズ=リー(Timothy John Berners-Lee) 氏、CERN で WWW の原型となる ENQUIRE の開発に着手。(↗)
1984年
- 7月1日
- William Gibson、「ニューロマンサー(Neuromancer)」という SF小説で サイバースペース という用語を発明。主人公達がネットワーク上の仮想空間で活躍。(↗)
1986年
- 4月26日
- NEC社、パソコン通信サービス PC-VAN を開始。(↗)
- 10月15日
- Goldfarb氏を中心に、ISO(国際標準化機構)で GML を標準化し、SGML(Standard Generalsed Markup Language:ISO8879:1986)として勧告。(↗)
1987年
- 4月15日
- 富士通関連会社、パソコン通信サービス Nifty Serve を開始。(↗)
- 6月15日
- CompuServe社、画像フォーマットの GIF を発表。パソコン通信で利用。(↗)
- 8月11日
- Apple社、HyperCard を発表。ページ上のボタンをクリックするとスクリプトが実行されたり、別のページにジャンプしたりする。ローカルシステム上でのハイパーテキストを実現。(↗)
- 12月18日
- ラリー・ウォール氏、Perl 1.0 を発表。(↗)
1989年
- 3月??日
- ティム・バーナーズ・リー(Tim Berners-Lee)氏、CERN (欧州素粒子物理学研究所) で WWW(World Wide Web)の基本的な仕組みを考案。転送プロトコルとして HTTP(HyperText Transfer Protocol)、リソースの識別名として URL(Unform Resource Locator)、ページ記述言語として SGML をベースとした HTML(HyperText Markup Language)を開発。(↗)
1990年
- 11月??日
- CERN、世界初の WWWサーバー と WWWブラウザ を試作。NeXT コンピュータを使用。(↗)
1991年
- 2月??日
- ヴァンロッサム (Guido van Rossum) 氏、Python 0.9.0 を公開。(↗)
- 4月??日
- ミネソタ大学、インターネットを利用した情報システム Gopher を開発。(↗)
- 8月25日
- ヘルシンキ大学の リーナス・トーバルズ (Linus Benedict Torvalds) 氏、Linux を発表。(↗)
1992年
- 8月6日
- ティム・バーナーズ=リー、世界初のWebサイト http://info.cern.ch/hypertext/WWW/TheProject.html を公開。(↗)
- 9月18日
- ITU と ISO、共同で画像フォーマット JPEG を策定。(↗)
- 9月30日
- 高エネルギー加速器研究機構(KEK)、日本初のホームページを公開。(↗)
- 11月??日
- AT&T Jens社、日本初の商用インターネットサービス SPIN を開始。(↗)
1993年
- 6月??日
- HTML 1.0 のドラフト(草案)が検討される。HTML 1.0 はドラフトのまま廃案。(↗)
- 6月??日
- イリノイ大学 NCSA (National Center for Supercomputing Applications) の マーク・アンドリーセン (Marc Lowell Andreessen) 氏ら、Firefox, Netscape の元となるブラウザ Mosaic 1.0 をリリース。(↗)
- 11月??日
- インターネットイニシアティブ(IIJ)社、日本で二番目のインターネット接続サービス IIJ を開始。(↗)
- 12月??日
- NCSA、世界で2番目の Webサーバ、NCSA HTTPd 1.0 をリリース。CGI(Common Gateway Interface)を実装。(↗)
1994年
- 4月4日
- Mosaic の将来性に目をつけた SGI(Sylicon Graphics)社のジム・クラーク(Jim Clark)氏、アンドリーセン氏を引きぬいて Mosaic Communications社(後の Netscape Communications 社)を設立。(↗)
- 7月5日
- ジェフ・ベゾス氏、Amazon.com 社を設立。(↗)
- 10月1日
- ティム・バーナーズ=リー氏、HTML などの仕様を作成する機関として W3C(WWW Consortium)を設立。(↗)
- 12月15日
- Netscape社、Netscape Navigator 1.0 をリリース。開発コードの Mozilla は、Mosaic と怪獣 Gozilla の合成語。翌年4月には 1.1、7月には 1.2 をリリース。パーソナルユーザーにもブラウザが広まる。(↗)
- ??月??日
- 日本IBM、Webオーサリングツール ホームページ・ビルダー を開発・販売。(↗)
1995年
- 2月9日
- Netscape Communications社、SSL(Secure Socket Layer) 2.0 を発表。SSL 1.0 は草案時に脆弱性が見つかったため発表前に破棄。(↗)
- 3月1日
- スタンフォード大学の ジェリー・ヤン (Jerry Chih-Yuan Yang)氏と デビッド・ファイロ (David Filo)氏、Yahoo! Inc. 社を設立。(↗)
- 3月18日
- 有志達の手により Apache 0.2 を初公開。当時、Webサーバーとしては、CERN httpd と NCSA HTTPd が主であり、NCSA HTTPd の方が CGI をサポートするなど高機能だったがあまりメンテナンスされていなかったため、有志達による NCSA HTTPd 1.3 に対するパッチの形式で配布したのがはじまり。(↗)
- 5月23日
- Sun Microsystems社、1990年頃から開発していたプログラミング言語 Java のα版を発表。(↗)
- 6月8日
- ラスマス・ラードフ (Rasmus Lerdorf) 氏、PHP 1.0 をリリース。(↗)
- 8月24日
- Microsoft社、Mosaic をベースに Internet Explorer 1.0 をリリース。(↗)
- 9月18日
- Netscape Communications社、Netscape Navigator 2.0 をリリース。JavaScript 1.0 と Java をサポート。(↗)
- 11月2日
- IETF、HTML 2.0(RFC 1866)を発行。(↗)
- 11月27日
- Microsoft社、Internet Explorer 2.0 をリリース。(↗)
- 12月15日
- DEC社の Louis Monier氏ら、最も初期の全文検索エンジン AltaVista を公開。(↗)
- 12月21日
- まつもとゆきひろ氏、Ruby の初期バージョン 0.95 を発表。(↗)
- 12月??日
- Macromedia社、マルチメディアプレイヤー Shockwave をリリース。(↗)
1996年
- 1月??日
- カリフォルニア大学バークレー校の エリック・ブリューワー (Eric Brewer) 氏、検索エンジン Inktomi を開発。(↗)
- 5月2日
- Microsoft社、Webサーバー IIS 1.0 をリリース。(↗)
- 5月27日
- WIRED社、Inktomi を利用したインターネット検索サービス HotBot を開始。(↗)
- 5月??日
- ティム・バーナーズ=リー (Tim Berners-Lee) 氏、HTTP/1.0 を RFC 1945 として公開。(↗)
- 8月13日
- Microsoft社、Internet Explorer 3.0 をリリース。Netscape Navigator 2.0 相当の JScript、Visual Basic ベースの VBScript、CSS の一部をサポート。Netscape と Internet Explorer の闘いが本格化。
- 8月17日
- Netscape Communications社、Netscape Navigator 3.0 をリリース。(↗)
- 10月1日
- W3C、画像フォーマット PNG 1.0 をリリース。GIF の画像圧縮アルゴリズム LZW を米ユニシス社が占有していたことに対する措置。(↗)
- 12月9日
- Opera社、Opera 1.0 をリリース。(↗)
- 12月17日
- W3C、CSS 1.0(Cascading Style Sheets)を勧告。HTMLでは文書構造のみを定義し、見栄えなどの情報は CSS で定義することを推奨。(↗)
1997年
- 1月13日
- Macromedia社、Flash を発売。ウェブ上のインタラクティブマルチメディアテクノロジー。(↗)
- 1月14日
- W3C、HTML 3.2 を勧告。それまで検討されていた HTML 3.0 は廃案に。(↗)
- 1月??日
- Sun Microsystems社、Java Servlet 1.0 を発表。(↗)
- 1月??日
- IETF、RFC 2068 として HTTP/1.1 を公開。1回の接続で複数の要求を処理したり、ドメイン名によるサーバ振り分けをサポート。(↗)
- 1月??日
- IETF、RFC 2070 として HTML 2.x を公開。(↗)
- 6月11日
- Netscape Communications社、Netscape Communicator 4.0 をリリース。スタイルシートや、ダイナミックHTML機能をサポート。(↗)
- 9月30日
- Microsoft社、Internet Explorer 4.0 をリリース。スタイルシート、XML をサポート、ダイナミックHTML機能においても、機能的には、Netscape を完全に凌駕。無料ということもあり、ブラウザ戦争は Internet Explorer に軍配が上がりはじめる。(↗)
- 12月18日
- W3C、HTML 4.0 を勧告。(↗)
1998年
- 1月23日
- Netscape Communications社、それまで 4,000円程度で販売していた Netscape Communicator 4.* を無償で配布すること、また、開発中の Netscape Communicator 5.0 のソースコードもオープンソースとして無償公開することを発表。(↗)
- 2月10日
- W3C、XML 1.0(eXtensible Markup Language)を勧告。文書だけではなく、インターネット時代の汎用的なデータ記述言語として様々なケースでの利用が始まる。(↗)
- 2月23日
- Netscape Communications 社、非営利団体 Mozilla Organization を設立。(↗)
- 5月12日
- W3C、CSS 2.0 を勧告。(↗)
- 9月4日
- スタンフォード大学の学生 Larry Page と Sergey Brin、Google 社を設立。
- 10月19日
- Netscape Communications社、Netscape Communicator 4.5 をリリース。他にも、4.06、4.6、4.7 など、矢継ぎ早にマイナーバージョンアップを繰り返す。また、Internet Explorer に対抗して Netscape もブラウザの無償配布(それまでは 4000円程度の有償ソフトだった)を始め、開発の主体をボランティア団体に移す。(↗)
- 11月??日
- Netscape Communications社、ソースコードの複雑化、陳腐化を理由に Netscape 5 の開発を中止。新たなブラウザ Netscape 6 の開発に着手する。(↗)
- 11月24日
- Netscape Communications社、AOL(America Online)社に買収されることに合意。(↗)
1999年
- 1月25日
- NTTドコモ、iモード サービスを発表。2月にサービス開始。携帯電話からインターネットにアクセス。(↗)
- 3月18日
- Microsoft社、Internet Explorer 5.0 をリリース。この頃から、Internet Explorer のシェアが Netscape のシェアを上回るようになる。(↗)
- 12月24日
- W3C、HTML 4.01 を勧告。(↗)
2000年
- 1月26日
- W3C、XHTML 1.0 を勧告。HTML 4.0(HTML 4.01)の仕様を、XML に準拠するように再定義したもの。(↗)
- 5月??日
- ISO、ISO-HTML(ISO/IEC 15445:2000)を勧告。HTML 4.0 の ISO版。(↗)
- 5月8日
- W3C、SOAP 1.1 のノートを発表。Microsoft社などが中心となって策定した Webサービス用プロトコル。(↗)
- 6月29日
- 日本規格協会、JIS-HTML(JIS X 4156:2000)を発行。HTML 4.0 の JIS版。(↗)
- 7月17日
- Microsoft社、Internet Explorer 5.5 をリリース。(↗)
- 11月14日
- Netscape Communications社、Netscape 6 をリリース。Mozilla.org の Gecko をベースに最初から作りなおしたに等しいもの。最新の仕様に準拠していることをアピールしているが、時代はすでに Internet Explorer のもとに。(↗)
- 12月19日
- W3C、XHTML Basic 1.0 を勧告。(↗)
2001年
- 1月15日
- ラリー・サンガー (Larry Sanger) 氏とジミー・ウェールズ (Jimmy Donal "Jimbo" Wales) 氏、Wikipedia プロジェクトを開始。(↗)
- 3月1日
- NTTドコモ、503i シリーズで iアプリ サービスを発表。iモードで Java アプリケーションを動かす。(↗)
- 5月31日
- W3C、XHTML 1.1 を勧告。<font> などの見栄え関連タグを廃止。仕様のモジュール化。(↗)
- 8月27日
- Microsoft社、Internet Explorer 6 をリリース。機能的には大きな強化は無し。(↗)
2002年
- 6月5日
- Mozilla.org、Firefox の元となる Mozilla 1.0 をリリース。Netscape 7.0 と同じレンダリングエンジン Gecko をベース。(↗)
- 8月29日
- Mozilla Organization、Netscape 7.0 をリリース。Netscape 6.0 からの大きな変更は無し。(↗)
2003年
- 5月27日
- マット・マレンウェッグ (Matthew Charles "Matt" Mullenweg) 氏、コンテンツ管理システム WordPress 0.70 をリリース。(↗)
- 6月24日
- Apple社、Safari 1.0 をリリース。Mac OS X の標準ブラウザとなる。(↗)
- 7月15日
- Mozilla Organization の規模縮小に伴い、Mozilla Foundation 設立。(↗)
2004年
- 2月4日
- マーク・ザッカーバーグ (Mark Elliot Zuckerberg) 氏、Facebook を開設。(↗)
- 3月3日
- 株式会社MIXI、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS) mixi を開設。(↗)
- 6月4日
- W3C の方針に不満をもった Apple, Mozilla, Opera社の開発者が共同で WHATWG (Web Hypertext Application Technology Working Group) を設立。W3C よりも業界要望を重視した HTML の策定を開始。(↗)
- 7月??日
- デンマークの デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン (David Heinemeier Hansson) 氏、Ruby on Rails をリリース。PHP の CakePHP、Symfony、Perl の Catalyst など後継のWebアプリケーションフレームワークに多大な影響を与える。(↗)
- 10月5日
- イーゴリ・シソエフ (Игорь Владимирович Сысоев)氏、Apache に代わる Webサーバー Nginx 0.1.0 をリリース。(↗)
- 10月??日
- Webデザイナーの ダーシー・ディヌッチ (Darcy DiNucci) 氏が、1999年に作り出した Web 2.0 という用語が、Web 2.0 Conference を期に流行語として広まる。(↗)
- 11月9日
- Mozilla Foundation、Netscape に代わる新ブラウザ Firefox 1.0 をリリース。(↗)
2005年
- 1月7日
- Mozilla Foundation、Firefox 1.0 Pre-beta バージョンをリリース。(↗)
- 2月15日
- PayPal の従業員 チャド・ハーリー (Chad Meredith Hurley) 氏、スティーブ・チェン (Steve Shih-chun Chen) 氏、ジョード・カリム (Jawed Karim) 氏ら、動画配信サービス YouTube 社を設立。4月23日に最初の動画「Me at the zoo」が投稿される。(↗)
- 4月??日
- ポーランドの Michal Tatarynowicz 氏、PHP ベースの Webアプリケーションフレームワーク CakePHP の最初のバージョン Cake をリリース。(↗)
- 7月21日
- エイドリアン・ホロバティ (Adrian Holovaty) 氏、サイモン・ウィリソン (Simon Willison) 氏、Python ベースの Webアプリケーションフレームワーク Django をリリース。(↗)
2006年
- 7月??日
- IETF、RFC 4627 で JSON を策定。(↗)
- 8月26日
- ジョン・レシグ (John Resig) 氏、jQuery 1.0 を発表。(↗)
- 10月18日
- Microsoft社、Internet Explorer 7 をリリース。タブをサポート。(↗)
- 12月12日
- KADOKAWA の子会社 ドワンゴ社、動画配信サービス ニコニコ動画 サービスを開始。(↗)
2007年
- 4月27日
- W3C、SOAP 1.2 を勧告。(↗)
2008年
- 9月2日
- Google社、ブラウザ Chrome 1.0 をリリース。(↗)
2009年
- 3月20日
- Microsoft社、Internet Explorer 8 をリリース。(↗)
- 7月2日
- W3C、HTML から XHTML への移行を正式に断念。XHTML の開発を中止し、HTML5 の策定に協力することに。(↗)
2010年
- 10月6日
- ケビン・シストロム (Kevin Systrom) 氏と マイク・クリーガー (Michel Krieger) 氏、写真・動画共有SNS Instagram を開設。(↗)
- 10月20日
- Google社を中心としたコミュニティ、AngularJS のベータ版をリリース。SPA(Single Page Application) の幕開けとなる。(↗)
2011年
- 3月15日
- Microsoft社、Internet Explorer 9 をリリース。HTML5 を先行サポート。(↗)
- 6月23日
- 韓国サムスンSDSの社内ベンチャー NHN の日本法人 NHN Japan、メッセンジャーアプリ LINE サービスを開始。(↗)
- 6月??日
- Microsoft で .NET の開発に携わっていた テイラー・オトウェル (Taylor Otwell) 氏、PHP による Webアプリケーションフレームワーク Laravel 1 をリリース。(↗)
2012年
- 8月15日
- Microsoft社、Internet Explorer 10 をリリース。(↗)
- 10月1日
- Microsoft社、JavaScript に型定義などを強化した TypeScript 0.8 を発表。(↗)
2013年
- 3月11日
- ライアン・ダール (Ryan Dahl) 氏、JavaScript 実行環境 Node.js v0.10.x をリリース。(↗)
- 3月29日
- Facebook社、社内で利用していた React の最初の公開バージョン 0.3.0 をリリース。(↗)
- 10月17日
- Microsoft社、Internet Explorer 11 をリリース。最後の Internet Explorer。(↗)
- 11月23日
- Googleを中心とするコミュニティ、AngularJS 1.0 をリリース。(↗)
2014年
- 2月??日
- Google で AngularJS の開発に携わっていた尤雨溪 (Evan You) 氏、Vue.js 1.0 をリリース。(↗)
- 10月28日
- W3C、HTML5 を勧告。(↗)
- ??月??日
- ブロックチェーンプラットフォームを開発する Ethereum 社の共同設立者 ギャビン・ウッド (Gavin James Wood) 氏、ブロックチェーンに基づく分散型オンライン・エコシステムに対して Web3 という用語を作り出し、投資家達の注目を集める。(↗)
2015年
- 5月14日
- IETF、RFC 7540 として HTTP/2 を発表。バイナリプロトコルとなり、1つの接続で複数要求の並行処理、ヘッダ圧縮、サーバープッシュなどをサポート。(↗)
- 7月15日
- Microsoft社、Internet Explorer に変わる新たなブラウザ Microsoft Edge をリリース。Internet Explorer のレンダリングエンジン Trident をベースとした EdgeHTML を採用。(↗)
2016年
- 9月7日
- 中国の ByteDance社、動画共有サイト TikTok を開設。(↗)
- 9月14日
- Googleを中心とするコミュニティ、Angular 2.0 をリリース。AngularJS 1.0 とは互換性なし。(↗)
- 11月1日
- W3C、HTML 5.1 を勧告。(↗)
- ??月
- ブラウザシェアで Chrome が Internet Explorer を抜いて一位に。
2017年
2018年
- 12月6日
- Microsoft社、Microsoft Edge のレンダリングエンジンを独自の EdgeHTML から Chromium が採用する Blink に移行することを発表。(↗)
2019年
- 5月28日
- W3C、HTML 5.3 の策定を中止。HTML 仕様の策定は W3C から WHATWG の HTML Living Standard に移行。(↗)
2020年
- 1月15日
- Microsoft社、Chromiun ベース版の Microsoft Edge をリリース。(↗)
2022年
- 6月6日
- IETF、RFC 9144 として HTTP/3 を発表。IP 層の上位に TCP ではなく UDP ベースの QUIC を採用。(↗)
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初版:2001年3月11日、最終更新:2024年12月1日
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