2025年に見た映画
2025年に見た映画です。一部ドラマやTVアニメもあります。
- パリタクシー ★
- フランス映画。免停寸前で金欠のタクシー運転手シャルル。92歳の老女をパリの反対側の老人ホームまで送る仕事を引き受けます。途中で彼女と話したり寄り道しているうちに...。
- オッペンハイマー
- ノーラン監督の話題作。原子爆弾を開発したオッペンハイマーを描く作品。アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、編集賞、撮影賞、作曲賞など7部門を総なめ。感想としては...うーん、長かったな...。
- すずめの戸締り
- 新海誠監督。九州の女子高生すずめ。災いの扉を代々閉めてまわる草太。椅子にされてしまった草太と戸締りの旅に...。新海誠って新しい作品になるごとに女の子が活発になっているような気がします。
- シェフ! 三ツ星レストランの舞台裏へようこそ
- 腕はたつけど職の続かない料理人ジャッキー。ジャッキーが尊敬する三ツ星レストランのラガルドを「LEON」のジャン・レノが演じてます。ドタバタコメディ映画。
- ポテチ ★
- 伊坂幸太郎の同名中編小説を映画化。同じ日に同じ病院で生まれながら、空き巣を生業とする今村(濱田岳)とプロ野球選手の尾崎。今村の恋人役を木村文乃が演じてます。大森南朋もよかったな。
- ウィ、シェフ!
- 腕には自信あるけどオーナーと喧嘩して店をやめた女性シェフカティ。移民の少年たちが生活する施設で働き始めます。前半は登場者の大半がなにかと怒りまくっていてつまらなかったですが、後半はまぁまぁ。
- 彼女と彼女の猫 Everything Flows
- 新海誠監督が1999年に発表した白黒短編映画を原作としてカラーアニメ化。タイトルの通り、彼女と彼女の猫が年を積み重ねていく静かなストーリー。
- 怪物 ★
- 是枝裕和監督。いじめる子、いじめられる子、いじめない子、母、教師、校長...。それぞれの観点から「怪物」を考えさせられる映画。湊を演じた黒川想矢君もよかったけど、依里を演じた柊木陽太君もすごいな。と思ったら日本アカデミー賞新人俳優賞受賞してました。
- 雲のむこう、約束の場所
- 新海誠監督の初長編映画。津軽海峡で南北に分断された日本。蝦夷にそびえたつ巨大な塔。塔をめざして飛行機の完成を目指す男子高生のヒロキとタクヤ。そこに参加する少女サユリ。もう少し明るい映画が好きかな。
- 蜜のあわれ
- 室生犀星の小説(1959年)の映画化。老作家(大杉連)の家に住む金魚の赤子(二階堂ふみ)、先生を慕う幽霊ゆり子(真木よう子)、金魚屋の辰夫(永瀬正敏)、唐突に出てくる芥川龍之介(高良健吾)...。幻想文学はよくわからんですが、印象には残る映画。赤子のダンスはよかったです。
- ザ・クリエイター 創造者
- AIによる核爆発で100万人を失ったアメリカはAIを捨て去ることを決断し、AIを捨てないニューアジアと敵対。元特殊部隊ジョジュアは妻を探すためAI少女アルフィーを連れて逃げるが...。うーん、壮大でSFXもすごいのだけど、ストーリーが...。
- 川の底からこんにちは
- 満島ひかり主演。上京して5年の娘が故郷に戻って親父のしじみ工場を継ぐ話。社歌みたいなのを作って伝ってるシーンよかったな。満島ひかりっぽさ満載でした。
- デリシュ!
- フランスにまだレストランが無かったころ、貴族の食事会にじゃがいもを出してしまい解雇された男が、弟子にしてくれという女とレストランを始める話。
- あんのこと
- 「不適切にもほどがある!」で有名になった河合優実主演。クスリとウリに染まった少女が刑事に励まされて更生しようとする話で、実話がベースになっているそうです。河合優実は「線は、僕を描く」にもちょいと出てました。いいな。
- 花椒(ホアジャオ)の味
- 香港映画。異母姉妹の3人が初めて顔を合わせ、他界した父の火鍋店を協力して継ごうと奮闘する映画。はじめて会う異母姉妹ですが結構仲良いのね。じんわり、ほんわかする話です。
- ロスト・キング 500年越しの運命 ★
- 1485年に埋葬されたイギリス王リチャード3世。悪名高いがそれは後世が湾曲したものじゃないかと疑い始め、2012年にその遺体の発掘に貢献したフィリッパ・ラングリーの実話を映画化。
- ハケンアニメ!
- アニメTV番組の監督に抜擢された若き女性新人監督が、伝説の天才監督を相手に奮闘する話。主人公の新人監督を吉岡里帆が熱演。もう少し明るいトーンの映画にしてもよかったかなー。
- JUNK HEAD
- ほぼ一人で7年間かけて制作したストップモーション映画。地下に生息する人工生命体を人類である主人公が探索する話。根気・根気・根気の監督の熱意は伝わってきます。前半より後半が面白い。続編作成中だそうです。
- あまろっく
- ずぼらな工場社長を鶴瓶、無職となったその娘を江口のりこが演じます。初老の父(鶴瓶)がいきなり20歳の女の子(中条あやみ)と結婚。ふたりのどたばたが始まります。江口のりこやっぱしいいなぁ。
- テロ、ライブ ★
- 韓国映画。ラジオ番組放送中に橋に爆弾をしかけたとの電話。いたずら電話と思い電話をきった直後に橋が爆発。犯人とアナウンサーの電話を通じたかけひきがはじまります。
- アタック・オブ・ザ・キラートマト ★
- ヒッチコックの鳥のように、巨大化したトマトが人を襲い始めるSFホラーコメディ。トマトの作りが雑い(笑)。というか、映画の作り自体が雑い(笑)。しかし、妙にカルト的な味わいが...。
- シェイプ・オブ・ウォーター
- アマゾンで発見された半魚人のような生命体が運び込まれた研究所。掃除婦として働く声の出せない女性と生命体は徐々に意をかわしあい...。アカデミー賞4部門受賞。シザー・ハンズのようなファンタジーにしたかったんだろけど、個人的には好みじゃなかったな。
- 断捨離パラダイス
- 指の震えでピアニストを挫折した主人公がゴミ屋敷の掃除会社に就職。ゴミ屋敷にまつわる人々のオムニバス映画。人と人の関わり合いが、強くもなく、弱くもなくの微妙さが良かも。あー、職場で会ったことがあるんだぁ。
- MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない
- 広告代理店で激務をこなす面々が同じ1週間を延々と繰り返すタイムループ。タイムループを抜けるには...上申! ヨーロッパ企画的な雰囲気だけどちょっと真面目系? 部長役のマキタスポーツいいなぁ。
- オオカミ狩り
- 韓国映画。凶悪犯達を貨物船で輸送中、凶悪犯の一人が手錠を外し...。予告編を見て面白そうだと思い見てみたのですが、うーん...。監督が自分の好き放題、やりたい放題、大出血サービスで撮ったって感じ。うーん...。
- 大豆田とわ子と三人の元夫(ドラマ)
- 主演松たか子。三人の元夫を松田龍平、岡田将生、角田晃広が演じます。角田さんいいな♪ とわ子の友人役で出てくる市川実日子さんも良きかな。
- 丘の上の本屋さん
- イタリア映画。古本屋を営む老人リベロと、そこに本を借りに来る少年エシエンと、二人の周りのわき役たちによる静かな映画。雰囲気はよかったけど、少しおとなしすぎたかな。
- レフト・ビハインド
- レイフォード(ニコラス・ケイジ)が機長を務める飛行機の中で突然数名が跡形もなく消えてしまう。地上でも同様のことが発生しており、妻や長男も消えてしまったことを知る...。
- あしたの少女 ★★
- 韓国映画。2017年の実事件がモチーフ。少女ソヒは実習生として勤務するコールセンターで真面目に働こうとするが...。後半に出てくる女刑事をペ・ドゥナが演じてます。
- うみべの女の子
- 「ソラニン」や「デッドデッドデーモンズ デデデデデストラクション」の作者:浅野いにおの漫画を映画化。先輩に振られた中学生の少女小梅と、同級生の磯部の体と心の関係を描く。
- ホットスポット(ドラマ) ★★★
- 地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー。バカリズム脚本。市川実日子主演。角田晃広が宇宙人役。今年最高に面白かった。登場人物もセリフも良い。ロケ地行ってみました。
- 殺意の道程(ドラマ)
- ホットスポットが面白かったので、バカリズム脚本のドラマをもうひとつ視聴。ホットスポットほどではないけど、こちらもなかなか。セリフのひとつひとつがとても丁寧。
- まる ★★
- 堂本剛主演。気力の無い画家の沢田(堂本剛)が、利き腕を骨折し、美術アシスタントを首になり、ふとしたことから描いた「○(まる)」が何故か世界中から認められ...。賛否両論ありますが個人的に結構好きです。柄本明がいい♪
- マルセル 靴をはいた小さな貝 ★
- ストップモーションで撮影される靴を履いた貝のマルセルと実写を組み合わせた、ちょっと不思議な映画。おしゃべりなマルセルが、たまにドキッとするようなセリフをはいちゃうところが良い♪
- 82年生まれ、キム・ジヨン ★
- 韓国映画。平凡な主婦のジヨン。育児や姑との関係に疲れる中、時に別人格となって喋り出す。その間の記憶は全くなさそう。ジヨンを暖かく見守る夫役をコン・ユが演じてます。
- 侍タイムスリッパー ★★★
- 決闘中の侍が雷に打たれて現代にタイムスリップ。時代劇の切られ役を始めます。話題映画だったので見てみました。好きだなー。主人公を演じた山口馬木也さん、いいっす。
- フォールガイ ★★
- スタントマンのコルトは大怪我を負って映画からも恋人からも離れることに。数年後、元恋人が初監督を務める映画にスタントマンとして復帰することに...。アクションも爽快さも二人のセリフもGood。
- 星になるまで
- 台湾映画。知的障害のシャオチンは娘のシンシンと市場で働きながら楽しく暮らしていましたが、市場長の道楽息子のせいで市場を追われ...。最後はちょっとせつないね。
- ブータン 山の教室 ★
- ブータン映画。ぐうたら教師のウゲンはブータンで最も秘境の学校に勤務することとなり、最初は嫌々ながらはじめたものの、村のあたたかさに触れ次第に...。静かな展開ですが、よい感じ。
- 麦子さんと
- 主演:堀北真希、母親:余貴美子、兄:松田龍平。自分達を捨てた母親が突然戻ってきて同居することに。母親を嫌悪する娘だったが、母親はすでに病にかかっておりまもなく病死。母の納骨のために母の育った街を訪れる物語。
- 銀河鉄道の父
- 宮沢賢治役菅田将暉、その父親役を役所広司が演じる。主演は父親の方。商家(質屋)も継がず文学や宗教にのめりこむ賢治を見守る父。父親役は役所広司でよかったと思いますが、宮沢賢治は別の俳優さんでもよかったかな...。
- 春画先生
- 春画を研究する芳賀一郎(内野聖陽)の元に春野弓子が弟子入り。序盤は多少芸術性も感じられてよかったのに、後半はエロ系性癖の世界に突入してしまい...。安達祐実の使い方もなんだかなぁ...。
- 私にふさわしいホテル
- 新人賞を取ったものの大御所作家(滝藤賢一)に酷評され売れなくなった女流作家(のん)の仕返し&復活ドタバタコメディ。のん自体は好きなのですが、今回の役柄は「私をくいとめて」に似た感じ。うーん、この役柄はあまり好きではないかな。
- 高速道路家族 ★★
- 韓国映画。高速道路のサービスエリアでお金を借り倒して路上生活する家族。ある日父親は警察につかまり、妻・長女・長男と離れ離れに...。韓国映画はやっぱし、家族を描くのがうまいな。ラストが裏切ってくれます(悪い意味ではない)。
- チョコレートドーナツ ★★
- 1970年代の実話がベース。ダンサーと弁護士のゲイのカップルが捨てられたダウン症の少年を育てようとする話。LGBT がまだ社会的に認められていなかった時代。
- DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようともボクたちは自己評価を変えない
- 自分を残して町中も家族もゾンビなってしまった女の子を描く42分の短編映画。手作り感満載のB級映画で、ストーリーも設定も「そりゃないでしょ」感満載ですが、ちょっと面白い♪ タイトルは短くてもいいかな~。
- 惑星ミズサ
- 「うち、風俗をやめたら地球が滅亡するねん」という自称宇宙人のミズサと、ミズサに恋するヨシスケの物語。つまんないんだけど、なんか、おもしろい...。
- くちびるに歌を
- 五島列島の中学校。松山ハルコ(木村文乃)の産休代役として赴任した元天才ピアニストの柏木ユリ(新垣結衣)。最初は生徒への態度も冷たく、ピアノを弾くことも断るユリだが...。うん。悪い人の居ない良い話です。
- バッド・ジーニアス 危険な天才たち
- 高校生たちによるカンニング組織を描くスリリングな映画。中国の実話をモチーフとしたタイ映画だそうですが、韓国の実話という説や中国・韓国共同の実話という説もあるみたい。。
- 煩頭(ぼんず)
- 鉄球がさまよい、あるべき場所にたどり着くまでの6分の短編映画。絵本「ぼくを探しに」の鉄球版ですかね...。何かを語りたいのか、特に語ることはないのか、正直、よくわかりませんでした。
- last scene
- 是枝裕和監督による27分42秒の短編映画。iPhone のプロモーションを兼ねており、すべてを iPhone 16 Pro で撮影。TVドラマの脚本家の元に自分の孫娘だという女の子がタイムトラベルして現れる。テンポよくて良かったです。
- 薬屋のひとりごと シーズン1(TVアニメ)
- 架空の中国風王朝を舞台に、薬屋の猫猫(まおまお)が壬氏(ジンシ)に依頼され様々な事件を解決していくミステリーアニメ。壬氏によるラブコメ要素入り。面白いと勧められて見たけど、おもしろい♪
- ある閉ざされた雪の山荘で
- 東野圭吾原作。4日間にわたる山荘での劇団オーディションで一人ずつ殺害されていく...。ラストのポスターで「ん?」となるのですが、それを加えてもいまひとつだったかな...。
- ナミビアの砂漠
- 河合優実主演。というか、ほぼ全編ドキュメンタリー的に河合優実。「あんのこと」と似た雰囲気もあり映画としては雰囲気は重めだけど、役者としてはやっぱり、上手いなぁ。
- エアー 地球から酸素が消えた日
- Filmarks でずばぬけて低評価点だったので逆に気になって観てしまいました。主人公がスキューバダイビングしている間に何故か地球上の酸素が消えてしまい、酸素ボンベを背負って息子が住む家に帰る話。つっこみどころが多すぎて...。
- 天使のくれた時間 ★
- ニコラス・ケイジ主演。大富豪が目を覚ますと、昔別れた恋人と結婚して貧乏暮らしをする世界線に...。ラストシーンも想像はできてしまうのだけど、そこそこ良かった。元恋人役のティア・レオーニいいな。
- 人生スイッチ
- ちょっとしたことで人生のスイッチを押し間違えちゃう6本のショートストーリー。ドタバタコメディ的なものを期待していたのだけど、ちょっと後味の悪いものが多かったかな...。
- 怪獣ヤロウ!
- お笑い「春とヒコーキ」のぐんぴぃ主演。岐阜県関市が部隊。市役所の観光課メンバが市をアピールする御当地映画を撮り始め、怪獣映画を作ろうとする話。ぐんぴぃのバキ童ネタを知らない人は調べてから見よう。
- 感染家族
- 韓国映画。ゾンビに噛まれると若返る!? 爺さん達からお金を集めて若返りビジネスを...。「私のオオカミ少年」と「グエムル」を足して3~4で割った感じかな。
- 世界から猫が消えたなら
- 佐藤健主演。恋人役を宮崎あおい。脳腫瘍で明日には死を迎える主人公が、世界からひとつ何かを消すことで1日生きながらえる。電話、映画、時計、猫...。ちょっと時系列が入りみだりすぎてたかな。
Copyright (C) 2025 杜甫々
初版:2025年1月26日、最終更新:2025年6月22日
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