とほほの赤膚焼入門

目次

赤膚焼(あかはだやき)とは

赤膚焼の歴史

Wikipedia の記載 [1] などを時系列に整理すると下記となるようです。開祖はよく分かりませんが、奥田木白 が中興の祖として赤膚焼を発展させ、遠州七窯 にも数えられました。現存する窯の中では 古瀬堯三赤膚山元窯 が最古参? 大塩姓の窯がいつの頃からあるのか不明ですが、大塩正人 も十代の歴史がありかなり古いようです。

赤膚焼の特徴

赤膚焼訪問

2025年4月に赤膚焼産地を訪問してみました。

なら工藝館

奈良県のいろいろな工芸品が展示されています。購入も可能。[12]

赤膚山元窯 古瀬堯三(ふるせぎょうぞう)

現存する赤膚焼の中では一番歴史の古い窯。色々な史物や登り窯を見せていただきました。登り窯等は国の登録有形文化財になっています。[3]

大塩正人(おおしおまさんど)

正人と書いて「まさんど」と読むそうです。正人(まさんど)の名を九代目がついでおられます。[4]

大塩昭山(おおしおしょうざん)

昭和になって開かれたことから昭山の名前となっているそうです。[6]

大塩玉泉(おおしおぎょくせん)

昭山以降に独立した大塩系の中では比較的新しい窯。[7]

大塩正士陶房(おおしおまさしとうぼう)

ネットで見ると「正史」だったり「正士」だったりしたのですが、本名は「正史」だけど今年から「正士」に改名されたそうです。外人観光客相手に英語で手作り体験を実施されていました。ぐい呑みの底から覗く鹿がかわいい。[5]

寧屋工房(なやこうぼう)

なら工藝館の近くにあります。図柄が味わい深し。[8]

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