apt-config コマンド

目次

概要

apt-config - パッケージを管理する(Ubuntu系)

コマンドライン

apt-config [OPTIONS] [COMMAND]

対象バージョン

説明

/etc/apt/apt.conf.d などで設定される APT のコンフィグ値を参照します。

コマンド

dump

現在のコンフィグ情報を表示します。

$ apt-config dump
APT "";
APT::Architecture "amd64";
APT::Build-Essential "";
APT::Build-Essential:: "build-essential";
APT::Install-Recommends "1";
APT::Install-Suggests "0";
   :

shell VARNAME OPTNAME

シェル変数 VARNAME に APT のコンフィグ値 OPTNAME の値を設定する構文を返します。

$ apt-config shell DIR_CACHE Dir::Cache
DIR_CACHE='var/cache/apt'

APT のコンフィグ値をシェルスクリプト内で参照する際に用います。下記の例ではキャッシュディレクトリのパス名(Dir::Cache)の値をシェル変数 DIR_CACHE に設定し、参照しています。

#!/bin/bash
eval $(apt-config shell DIR_CACHE Dir::Cache)
echo $DIR_CACHE

apt-config shellOPTNAME で指定したパラメータが未定義であれば何も返さない(環境変数はなにも設定/変更されない)ため、下記の様にすると、パラメータが未定義の際のデフォルト値を指定することができます。

#!/bin/bash
APT_PROXY=http://proxy.example.com
eval $(apt-config shell APT_PROXY Acquire::http::Proxy)
echo $APT_PROXY

オプション

--no-empty
dump で値が空のオプションを表示しません。
$ apt-config --no-empty dump
--format FORMAT
出力フォーマットを指定します。
  • %t : オプション名(末尾) (例: Proxy)
  • %f : オプション名(完全) (例: Acquire::http::Proxy)
  • %v : 値
  • %n : 改行コード(LF)
  • %N : タブ文字(TAB)
  • %% : パーセント(%)
$ apt-config dump --format '%f "%v";%n'
-h, --help
ヘルプを表示して終了します。
$ apt-config --help
-v, --version
バージョン情報を表示して終了します。
$ apt-config --version
-c, --config CONFIG_FILE
コンフィグファイルを指定します。
$ sudo config -c ./my-apt.conf dump
-o, --option VARIABLE=VALUE
apt-config dump で表示される設定項目を一時的に変更してコマンドを実行します。設定項目には下記などがあります。
  • APT::Get::Assume-Yes=true : すべての問い合わせに yes と答える
  • APT::Install-Recommends=false : 推奨パッケージはインストールしない
  • Dir::Cache=/tmp/apt-cache : キャッシュディレクトリを指定
$ sudo apt-config -o APT::Get::Assume-Yes=true install package