chgrp コマンド

目次

概要

chgrp - ファイルの所有者・グループを変更する

コマンドライン

chgrp [OPTION]... GROUP FILE...
chgrp [OPTION]... --reference=RFILE FILE...

対象バージョン

説明

ファイルのグループを変更します。下記の例ではファイルのグループを group1 に変更しています。

# chgrp group1 fileA.txt

-R オプションを指定すると指定したディレクトリ配下すべてのファイルを変更します。

# chgrp -R group1 ./dirA

オプション

再帰的変更

-R, --recursive
指定したディレクトリ配下すべてのファイルに対して再帰的に変更します。

所有者・グループ指定

--reference=RFILE
コマンドラインで所有者やグループを指定する代わりに、RFILE で指定したファイルと同じ所有者とグループに変更します。
--from=[CURRENT_OWNER]:[CURRENT_GROUP]
変更前のファイルの所有者やグループが指定した CURRENT_OWNERCURRENT_GROUP と一致する場合のみ変更します。

メッセージ表示

-v, --verbose
変更状況を表示します。変更した場合も、変更しなかった場合なども表示します。
# chgrp -v yamada fileA fileB
changed ownership of 'fileA' from root to yamada
ownership of 'fileB' retained as yamada
-c, --changes
変更状況を表示します。変更した場合のみ表示します。
# chgrp -c yamada fileA fileB
changed ownership of 'fileA' from root to yamada
-f, --silent, --quiet
エラーメッセージを表示しません。
-H
コマンドラインに指定したシンボリックリンクのみ、シンボリックリンク先を探索します。GNU chmod 9.5 で追加されました。
-L
シンボリックリンク先も探索します。GNU chgrp 9.5 で追加されました。
-P
シンボリックリンク先を探索しません。GNU chmod 9.5 で追加されました。
--dereference
シンボリックリンクファイルではなく、シンボリックリンク先のファイルを変更します。Linux ではデフォルトの動作です。GNU chmod 9.5 で追加されました。
-h, --no-dereference
シンボリックリンク先のファイルではなく、シンボリックリンクファイル自体を変更します。ただし、Linux ではシンボリックリンクファイル自体のモードは意味を持たないため、何も行われません。GNU chmod 9.5 で追加されました。

フェイルセーフ

--preserve-root
-R による再帰的変更の際、引数に / を指定することを禁止します。
--no-preserve-root
-R による再帰的変更の際、引数に / を指定することを許可します。デフォルトの動作です。

ヘルプ表示

--help
ヘルプを表示して終了します。
--version
バージョン情報を表示して終了します。