chgrp コマンド
目次
概要
chgrp - ファイルの所有者・グループを変更するコマンドライン
chgrp [OPTION]... GROUP FILE... chgrp [OPTION]... --reference=RFILE FILE...
対象バージョン
- RHEL 10 : GNU chgrp 9.5
- Ubuntu 24.04 : GNU chgrp 9.4
説明
ファイルのグループを変更します。下記の例ではファイルのグループを group1
に変更しています。
# chgrp group1 fileA.txt
-R
オプションを指定すると指定したディレクトリ配下すべてのファイルを変更します。
# chgrp -R group1 ./dirA
オプション
再帰的変更
- -R, --recursive
- 指定したディレクトリ配下すべてのファイルに対して再帰的に変更します。
所有者・グループ指定
- --reference=RFILE
- コマンドラインで所有者やグループを指定する代わりに、RFILE で指定したファイルと同じ所有者とグループに変更します。
- --from=[CURRENT_OWNER]:[CURRENT_GROUP]
- 変更前のファイルの所有者やグループが指定した
CURRENT_OWNER
とCURRENT_GROUP
と一致する場合のみ変更します。
メッセージ表示
- -v, --verbose
- 変更状況を表示します。変更した場合も、変更しなかった場合なども表示します。
# chgrp -v yamada fileA fileB changed ownership of 'fileA' from root to yamada ownership of 'fileB' retained as yamada
- -c, --changes
- 変更状況を表示します。変更した場合のみ表示します。
# chgrp -c yamada fileA fileB changed ownership of 'fileA' from root to yamada
- -f, --silent, --quiet
- エラーメッセージを表示しません。
シンボリックリンク
- -H
- コマンドラインに指定したシンボリックリンクのみ、シンボリックリンク先を探索します。GNU chmod 9.5 で追加されました。
- -L
- シンボリックリンク先も探索します。GNU chgrp 9.5 で追加されました。
- -P
- シンボリックリンク先を探索しません。GNU chmod 9.5 で追加されました。
- --dereference
- シンボリックリンクファイルではなく、シンボリックリンク先のファイルを変更します。Linux ではデフォルトの動作です。GNU chmod 9.5 で追加されました。
- -h, --no-dereference
- シンボリックリンク先のファイルではなく、シンボリックリンクファイル自体を変更します。ただし、Linux ではシンボリックリンクファイル自体のモードは意味を持たないため、何も行われません。GNU chmod 9.5 で追加されました。
フェイルセーフ
- --preserve-root
- -R による再帰的変更の際、引数に / を指定することを禁止します。
- --no-preserve-root
- -R による再帰的変更の際、引数に / を指定することを許可します。デフォルトの動作です。
ヘルプ表示
- --help
- ヘルプを表示して終了します。
- --version
- バージョン情報を表示して終了します。
関連項目
Copyright (C) 2025 杜甫々
初版:2025年8月3日 最終更新:2025年8月3日
https://www.tohoho-web.com/linux/cmd/chgrp.html